九州・長崎IR整備計画、資金調達の疑義等で不認定 国交大臣
住宅新報 2024年1月9日 号 3面

国土交通大臣は23年12月27日付で、長崎県及びKYUSHUリゾーツジャパンが22年4月26日に認定申請をしていた「九州・長崎特定複合観光施設区域整備計画」(九州・長崎IR整備計画)について、「認定を行わない」と発表した。外部有識者からなる「IR整備計画審査委員会」の審査結果を受けて決定した。
「九州・長崎IR整備計画」は、長崎県佐世保市のテーマパーク「ハウステンボス」に隣接する32.2ヘクタールの区域に、カジノ施設を含む統合型リゾート施設(合計延べ床面積約64.2万m2)を整備することを目指した計画。同県の公表した計画概要によると、開業5年目の年間売上高は約2716億円、当期純利益は約302億円を見込んでいた。
こうした計画について、同審査委員会は「資金調達の確実性を裏付ける根拠が十分であるとは言い難い」などとして、認定を見送った。申請時から出資・融資予定者が大きく変わっている上に、資金調達の確実性を裏付ける資料の不足等もあり、要求基準の一つである「IR施設を確実に設置できる根拠についての妥当性が認められるもの」に適合しないと判断。併せて、「IR事業の継続的な実施」「カジノの有害な影響の排除」についても、根拠が不十分だと指摘している。


























