羽田イノベーションシティ全面開業 「先端」と「文化」の施設集う、自動運転バスや配送ロボット導入
住宅新報 2023年11月21日 号 3面
羽田イノベーションシティは東京モノレール線「天空橋駅」に直結。羽田空港の沖合移転による羽田空港跡地第1ゾーン整備事業(約16.5ヘクタール)のうち、約5.9ヘクタールの敷地面積を活用し、大田区と共同で開発を進めてきた。航空法による高さ制限により西側から東側に向けて低くなる造りで、複数棟で構成。全体の建物構造としては、地上11階地下1階建てとなる。延べ床面積は約13万1000平方メートル。
20年7月の先行開業に続き11月16日、全面開業した。羽田空港に隣接する特徴を生かし、国内外の人が集まる「先端」と「文化」をコンセプトに様々な施設を集積した。
20年7月の先行開業時は、コロナ禍と重なり、訪日客が全く訪れない、厳しい幕開けとなったが、新産業創造の発信拠点として自動運転バス等の先端モビリティ技術や、ロボットを活用した自動配送などロボティクス技術を導入すると共に3000人を収容できるライブホール、食や文化を体験できる商業施設などを創出し、街のにぎわいを生み出していった。そして23年には先端医療施設、ホテルメトロポリタン羽田、オフィス(オフィス床面積は先行開業分含め計1万2000坪)などの部分が完成し、全面開業へとつながった。インバウンドがコロナ禍前を上回る勢いを取り戻す中、羽田みらい開発のSPC統括責任者の加藤篤史氏は、「(全面開業前の来場者数は)年間200万~300万人だが、これを倍の400万~500万人へと増やしていきたい」と語る。























