赤羽台に初の「ミュージアム」 まちづくりの実践場目指す UR都市機構
住宅新報 2023年9月26日 号 3面
UR都市機構(中島正弘理事長)は9月15日、東京都北区のヌーヴェル赤羽台の保存街区に「URまちとくらしのミュージアム」を開館した。外観を60年前の建設当時に再現したスターハウス(3棟)と板状住棟からなる保存住棟4棟をはじめ、展示施設の「ミュージアム棟」、更に緑豊かな屋外空間で構成されるURの企業ミュージアムだ。全体の敷地面積は約7000m2に及び、同機構として初の本格的な情報発信施設となる。
このうちミュージアム棟では、日本の鉄筋コンクリート造集合住宅の先駆けである同潤会代官山アパートをはじめとする4団地計6戸の復元住戸のほか、壁面4面スクリーン投影による映像展示、模型やパネルを用いて都市と集合住宅の歴史や変遷を分かりやすく紹介。保存住棟では、近隣の東洋大学と進めるIoTモデル住戸など今後の暮らしの提案を行うと共に、改修技術等の実証フィールドとして活用。同ミュージアムをトライアルする「まちづくりの実践場」とする方針だ。
15日の開館式典には、来賓として犬飼武北区副区長や坂村健東洋大学情報連携学部長、松村秀一早稲田大学理工学術院教授らが参加。中島理事長は「戦後の集合住宅やニュータウン開発、復興支援など、URがプラットフォームとしてけん引してきた。住まいとまちづくりの歴史を後世に伝えていく」と語った。























