広がる物流不動産ビジネス スタートアップと連携しDX推進 業界横断で倉庫に可能性 第5回 イーソーコ総合研究所 代表取締役 出村亜希子
住宅新報 2023年8月15日 号 3面

物流不動産ビジネスとは、物流不動産に関連する「人」、「空間」、「テクノロジー」を掛け合わせたビジネスです。中でも日々進化するテクノロジーは、新規ビジネスを生み出す重要な鍵を握ります。
ITを始めテクノロジーの活用においては大手と中小の格差が大きく、物流業界では特に顕著です。築古の建物にレガシーシステム、若手人材の不足…。積極的な投資はできず、なかなかアナログから抜け出せません。大手との差は、ますます開くばかりです。ITテクノロジーを用いてサービスの仕組みを構築したスタートアップとの連携は、物流不動産ビジネスの領域を広げると共に、中小物流会社との橋渡しとなり、中小におけるITテクノロジーの活用を支援したい狙いがあります。
19年から当社グループと業務資本提携をしているモノオクは、「荷物の保管場所に困っている人」と「余ったスペースを有効活用したい人」をつなぐ物置きのシェアサービスを提供しています。不動産とITを掛け合わせたシェアリングエコノミーであり、Web上で取引が完結するので、個人間のシェアが簡単にできます。阿部祐一社長は、学生時代、短期的な荷物の置き場所に困った知人の荷物を預かった自らの経験をきっかけに起業し、マッチングプラットフォームの開発をスタートしました。






















