23年6月の新設住宅着工 7.1万戸で直近10年の最低水準 持ち家の二桁減少続く
住宅新報 2023年8月15日 号 2面

利用関係別では、持ち家は2万325戸(前年同月比12.4%減)で、19カ月連続で減少した。直近10年間の6月分でも最低水準となり、昨年9月以来、月間の最低水準は10カ月連続となった。同省住宅局では、「一部事業者からは、資材を含む物価上昇を受けて消費マインドが低下し、受注の減少、着工の減少につながっているのではないかという声を聞く」と説明した。
貸家は3万112戸(同0.6%減)で、わずかに減少した。最近の動向を見ると、4月の貸家戸数は26カ月ぶりに減少となったものの、5月分では反転増となったため、同省では「減少は一時的なもの」と見ていた。6月分については「着工に関しては工事の平準化の観点から実施時期がずれることはある」とした上で、「一部事業者からは法人からの引き合いはよく、受注は堅調との声が聞かれている。中期的に推移を見る必要がある」と説明した。
分譲住宅は2万84戸(同2.9%減)で、先月の増加から再び減少した。このうちマンションは8422戸(同7.2%増)となり、2カ月連続の増加。エリア別では、首都圏で2531戸(同31.9%減)と減少したが、近畿圏で1661戸(同32.0%増)、その他地域で3411戸(同37.8%増)等の着工があり、全体を押し上げた。


























