古民家宿の物語 日本全国リノベーション (44) 広島県竹原市「古民家宿あかり忠海」(中) コロナ禍の開業を乗り越える!
住宅新報 2023年7月25日 号 11面

店だった玄関は土間のまま魅力的な空間だ
古民家宿の運営を当初、有加さんは一棟貸しにする予定はなかったそうだ。更に管理人に住んでもらい、宿のお手伝いをしてもらいたいとも考えていた。ところがコロナ禍で、知らない者同士が泊まるリスクを感じ、方針を変更。非接触が重視されるようになり、まさにコロナ対応宿として、一棟貸切に舵を大きく切ったのだ。セルフチェックインができるようにし、有加さんがリモートで運営する。 忠海の魅力とは?
ここの古民家は、かつて和菓子屋を営んでいて、近年では駄菓子屋もやっていた。残置物撤去をする際に、和菓子の落雁の木の型を見つけ、とっておいて宿内の飾りとして置いてある。
忠海は、北前船の寄港地だった。製塩業も活発で、かなり栄えていたようだ。昔の写真を見ると、通りにお店がいっぱい並び活気がある。有加さんは地元の高齢者から当時のにぎやかな暮らしぶりを聞くことができたそうだ。






















