古民家宿の物語 日本全国リノベーション (40) 北海道函館市「えびすまち高田屋」(上) 洋館が多い観光地に古民家宿が誕生
住宅新報 2023年6月20日 号 21面

宿の前に立つ高田さん。北海道最古のアーケードが残る商店街にある
業態転換で民泊開始
函館では、大火が多かったので、現存する建物の大半は、昭和初期の建物が中心だ。古民家宿の「えびすまち高田屋」も、大火を経た建物だという。ところで宿のある一角は、江戸時代には豪商の高田屋嘉平が活躍した場所にあたる。オーナーの高田鮎子さんは、その親類縁者ではないが、この場所にちなんで、高田屋の屋号にしたそうだ。
高田さんは、函館生まれの函館育ちだが、旧市街エリアには縁はなく、自宅は五稜郭方面で、16年から民泊を始めていた。それ以前は、家族経営で別の業態の商売をしていたが、業態転換を模索していた。自宅で民泊をやってみて軌道に乗り、更に近隣で物件を借りて増やしていった。






















