ひと 様々な人たちをつなげる 「NFT」で部屋探しを〝お得〟にする凸(デコ)新規事業部 西岡晃平さん
住宅新報 2023年4月11日 号 2面
連載: ひと

学窓で法律を学び、討論会などを重ね、法曹では弁護士の姿を目標に描いた。法科大学院に合格するも第一志望とは違った。ショックが大きく、自身の思いを振り返って自己分析した。法律を学ぶ、法曹界で活躍する、その正当なルートを意識し過ぎて、「キャリアに対して強く明確な意識がなかったのではないか」。
新卒の就職先には、教育系のNPO法人を選んだ。日本やアジアの次世代の子どもが多様性を受容し、お互いを尊重する共創の場づくりに共感した。地域や学生ボランティアの協力得て世界との出会い、自己表現の機会を提供した。まずは「やってみよう」――。子どもたちが自身の殻を破って挑戦する。未来へ踏み出す教育プログラムを運営する中で、「人に教えることは自身で学ぶことでもあることを強く肌で感じた」。
その貴重な経験で、「新しいことに挑戦する姿に魅力を感じ、自分自身も更に視野を広げたい」と、現職のウェブ広告会社での新規事業開発の人材募集に即応した。様々な新規のビジネスプランを模索するうち、デジタル証明書とも呼ばれる「NFT」(ノンファンジブル・トークン)に惹かれた。アートの取引での活用が多かったが、暮らしでもっと身近に活用できるものにしたい。賃貸仲介業のa―space(東京都豊島区)と協力し、賃貸会員権NFT「Sakura no Sumai」(サクラノスマイ)を生み出す。






















