明和地所が近年注力するリノベーションブランド「tukurite(ツクリテ)」事業において、買取再販案件の設計を年間50件程度手掛ける。加えて、同ブランドの企画や集客、自社HPの企画、投資家向け物件の改修検討など幅広い業務を担当。直属の上司も「部署若手のけん引役」と太鼓判を押す。
キャリアのスタートはハウスメーカーでの施工管理担当。その後、店舗施工会社や不動産会社で施工、設計、営業など、物件に関わる業務に幅広く携わった。同社には約2年前に入社し、現在の業務に従事している。
設計・施工分野だけでなく、顧客ニーズに直接触れた経験も生かし、新たなアプローチにも余念がない。都内で現在販売中のYAMAZAKIとのコラボ物件は、自身が同社のインテリア雑貨を愛用していることから着想、企画した案件だ。「当社としても今までになかった取り組みで、今後の発展にもつながると思う」と実現を喜ぶ。
他方、リノベ事業を手掛ける中で、「見えない部分」の品質に対する業界の姿勢に課題感も抱く。「例えば給排水管や防音の構造など、施工後はエンドユーザーから見えない部分をおろそかにしているケースもある。当社は規定を定めてそうした部分の品質を担保しているが、業界としてもルール作りが求められるのでは」と提案する。
実直で落ち着いた印象を受ける物腰の通り、仕事における誠実さだけでなく、自身の成長や生活に関しても真面目で一途な様子。1級建築士をはじめ宅建士やインスペクター、FP技能士など多数の資格を取得しているほか、医師から運動を勧められてランニングや自転車に取り組んだところ、現在はフルマラソンやトライアスロンの大会にも出場する水準に。物事には全力で取り組む姿勢で、引き続き確かな成果を目指していく。39歳。(佐藤順真)























