ヒューリックのフレキシブルオフィス第2弾「満床稼働」 サブスク型賃料&DXで人気も「懸念は過剰供給」
住宅新報 2023年3月28日 号 1面
「六本木」は、「麻布十番」で培ったノウハウを生かし、設計からフレキシブルオフィスとして開発したシリーズ初の物件。鉄骨造・8階建て、基準階面積約54坪のフロア単位で賃貸する。専有フロアは、天井高約3500ミリ、会議室が2つ(4人用、6人用)、フォンブース、パントリーを設置し、ワークスペースには机と椅子を備え付け、六本木から麻布方面を一望できる窓際にはカウンターデスクを用意した。
什器などフルセットの「麻布十番」での経験を生かして、備え付けの家具がなくテナントが自由に使える空間「ホワイトスペース」を設定した。賃料水準は1坪当たり4万1000円で、周辺相場の約2万8000円よりも高いが、「内装工事や原状回復工事などが不要なことを考えれば合理的な水準」(新事業創造部Bizflex事業室の竹内佑太主任)と言う。
入居者は設立5年前後のIT系企業や外資系不動産ファンドなどが中心。「麻布十番」からの拡張移転のテナントもあるが、「現在も麻布十番は満床」(同)で、10月竣工の「東京八重洲」への問い合わせもかなりあるなど、中規模フレキシブルオフィスへの需要に底堅さがあると見ている。1階は入居者用の共有フロアで、5つのフォンブースやボックスシート、共用会議室などを設置し、ソロワークやウェブ会議など多様な働き方を支援するスペースとした。個室は事前にアプリで予約。また、入居者同士が交流可能なオープンスペースとしても機能する。























