ひと 既存事業の枠を超える 社内ベンチャー制度で「自ら賃貸」を企画した大東建託事業戦略室 内田 麻梨さん
住宅新報 2023年3月21日 号 2面
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21年に行われた社内ベンチャー制度「第3回ミライノベーター」に応募した事業案「自ら賃貸」。いよいよ3月下旬から実証実験としてスタートする。これは部屋を貸したい自主管理の賃貸物件オーナーと、部屋探しをするユーザーを無料でマッチングするウェブサービスで、オーナーは仲介業者を介さず、自ら入居者を募集し、問い合わせのあった入居者と契約手続きをすることも可能だ。
数年前、不動産投資をしている知り合いから、「立て続けに退去者が出てしまい、ローンの返済が厳しい」「所有アパートで孤独死が2件起きた。保証人がおらず、相続人探しなどで苦労した。当初思い描いていた賃貸経営からかけ離れてしまった」など、キャッシュフロー改善のためにオーナー自らできることが知りたいという相談を相次いで受けた。また、〝大家の会〟に顔を出す機会も増え、自主管理をサポートする仕組みにニーズがあると感じた。
地主向けアパート建築とそのサブリースを主力とする大東建託としては、自主管理は対極に位置する。ただ、相続した実家を賃貸している人や資産形成のためにマンション1住戸を所有する人も同じく賃貸物件のオーナーだ。既存事業にとらわれず、そうしたオーナーと接点を持つことで、新たな道が開ける可能性がある。


























