太陽光、道路に設置検討 国交省 技術面の考え方案示す
住宅新報 2023年3月21日 号 2面

国土交通省は3月13日、社会資本整備審議会道路分科会第18回道路技術小委員会を開き、「道路における太陽光発電設備の設置に関する技術面の考え方案」を提示した。道路管理への再生可能エネルギーの活用を目的とした同案は、道路区域に太陽光発電設備を設置する道路管理者を対象に、道路利用者の安全確保や道路管理等の観点から、設置場所の考え方や留意点について解説したもの。今後の技術進展等を踏まえ、必要に応じて更新していく。
設置に当たっての留意事項では、道路利用者の視界や太陽光等の反射による車両運転の妨げとならないことなど、道路交通の安全・円滑の確保を図ることとした。道路の維持管理作業、道路構造物・道路附属物の構造への影響にも留意し、災害発生時に太陽光発電設備が存在することで緊急点検や交通復旧に時間を要するといった支障がないようにする。景観や騒音など周辺環境への影響を十分配慮した設計とすることとした。
事務局では、設置場所の具体例と設置の可否に関する考え方を整理し、設置可能な場として、上屋(料金所、電気室、トイレ等)および中央帯、未利用地等を示した。また、道路利用者等に及ぼす影響を考慮して一体的な設計などの適切な措置を行った場合には、道路情報管理施設や遮音壁等にも設置を認めることとした。橋梁および道路土工構造物については、太陽光発電設備損傷時の道路通行への支障等が懸念されるため原則、設置しないこととした。


























