「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第20回 分譲賃貸オーナーのデメリット、管理会社のベネフィット
住宅新報 2023年2月28日 号 24面

今回は分譲賃貸を行うオーナーについてのデメリットや注意点から考えてみたい。次のようなものが考えられる。
管理費と修繕積立金がかかる
家賃が入ってきてもこれらの費用はオーナーが支払うことになるので、手取りはその分少なくなる。この費用は物件の築年数や管理状態によっても変わるが、戸数によっても変わってくる。1棟の総戸数が少ないと戸数当たりの費用は増え、総戸数が多い物件だと戸数当たりの費用は減る。分譲賃貸を最初から投資として考えるのであれば、管理費と修繕積立金だけではなく固定資産税、ローン金利等をすべて差し引いたキャッシュフローがプラスになることが最低条件となる。単純に家賃年収と物件価格のみで計算すると利回りが出るが、そうした表面利回りではなくすべての経費を引いて計算する実質利回りで計算しなければならない。






















