三菱地所 新社長に中島執行役専務 吉田社長「時代時代で適任者選択」
住宅新報 2023年2月21日 号 1面
三菱地所は、2月16日に開いた取締役会において、社長交代を決定した。4月1日付で、中島篤取締役兼代表執行役執行役専務は代表執行役執行役社長に、吉田淳一社長は取締役会長に就任する予定。社長交代は6年ぶり。杉山博孝会長は6月下旬開催予定の株主総会で取締役を退任し、特別顧問に就任する見通しだ。同日に行われた会見の要旨は次の通り(敬称略)。
吉田「長期経営計画を進めて3年が経過して一区切りしたタイミング。中島氏は、経営企画部門での経験、海外留学、ロックフェラーグループでのトップとしての役割遂行などを通じてグローバルな視点から日本を見て新たな価値創造にチャレンジできる。加えて、誠実かつ柔軟で冷静な意見を明確に語る力を持っていることから後任に指名した」
中島「経営企画が長く、新入社員で5年間、中間管理職で7年間、役員で1年間務めている。中間管理職の時代に藤和不動産との業務資本提携、中期経営計画の策定、リーマンショックへ対応した。2000年くらいの黎明期に不動産証券化に携わり、丸の内以外の不動産でやることや前例もなく、契約書と格闘しながら新たな分野に取り組んだ。11年から米国・ロックフェラーグループへは5年間出向した。1990年以降、歴代米国人が社長をしてきたが、2年間は副社長を経て社長をすることになった。一番重要なのは、物事を進めるに当たって真剣、誠実に向き合うことだ。特にロックフェラーグループでは、会社をいい方向に持って行こうということを理解してもらい、最終的には米国人も協力してもらったことは得がたい経験だ。























