nat・建設システム セミナー 長時間労働をIT化で改善
住宅新報 2023年2月7日 号 8面

nat(東京都港区)と、建設システム(静岡県富士市)は、労働時間の上限規制などの法適用を前に、『2024年問題に向けたDX活用ウェビナー』を共催し、建築現場のIT化による残業時間の削減方法などを解説した。
建設システムの担当者は、働き方改革関連法が19年に施行された背景として、「労働生産人口が減少し、建設現場では慢性的な超過労働時間が課題感にある。解決策は、効率的な働き方と生産性の向上にある。IT化と、これに続くDX化が必須の取り組みとなっている。実行には3次元測量や電子納品、遠隔臨場、ICT建機の活用など、すぐに実施しやすく持続もできる領域を選ぶこと。早い段階でスタートして時代の流れに沿うことが重要」と説明した。
また、DX化の実現に向けた具体的なIT化ツールとして、natマーケティング部部長の若狭僚介氏は、同社開発の3D(3次元)計測アプリ『Scanat』(スキャナット)を紹介し、「LiDAR(レーザー計測)センサーを搭載したiPadやiPhonを用いて動画のように撮影すると、室内空間の3Dモデルを自動で作成できる。空間データからミリ単位で長さや面積を容易に計測して、同時に写真撮影も行える。オプションで平面図の作成も代行する」と特徴を説明。適用場面として、「リフォームの現地調査では測量や図面作成、見積りまで無料対応する施工会社が少なくない。これらの工数を縮減し、移動や調査のコストや時間を削減でき、業務改善にインパクトがある。労働時間の削減効果から、各社の業務やサービスのDX化に期待できる」と紹介した。






















