古民家宿の物語 日本全国リノベーション (28) 愛媛県内子町「内子晴れ」(上) 四国の人情に触れて、住みたくなった
住宅新報 2023年1月24日 号 11面
和ろうそくの故郷
内子町の市街地の一角に「内子町八日市護国伝統的建造物群保存地区」があり、約600メートルにわたって一級品の豪華な古民家が建ち並んでいる。その入り口辺りに今回紹介する古民家宿の「内子晴れ」というゲストハウスがある。
内子町は、江戸時代後期から和ろうそくの生産で財を成した。だから古民家はどれも大きいサイズの建物なのだ。山にあるハゼの木から実を取り、それを原料にろうそくを作り、かつては海外へ輸出していたほどだった。山の恵みの中継地点として内子町は発展していった。しかし明かりが電気にとって代わり、町は衰退。現在、和ろうそくの店はゲストハウスの2軒隣に1軒を残すのみとなっている。























