古民家宿の物語 日本全国リノベーション 24 高知県大豊町「みちつじ」(下) コロナ禍を乗り越えて
住宅新報 2022年12月6日 号 15面
外国人に人気の理由
多くの外国人旅行者が訪れ、その中で最も多いのが欧米人。やはり秘境好きな人が多かった。次いで、アジアからのゲストだ。県境を越えて徳島県側に大歩危小歩危(おおぼけこぼけ)や祖谷渓(いやだに)があり、人気の観光地になっていた。そこから山を越えて、高知県側に抜けるコース上に大豊町があり、立ち寄ってもらえたのだろうと安達さん。皆、昔ながらの暮らしに興味を持ってくれた。
安達さんは、息子さんたちと神社脇の公民館で、地元の保存会と一緒に神楽に励んでいる。平安時代末期に京都から伝わったとされる永渕神楽で、国の重要無形民俗文化財に指定されている。伝統的な舞は代々受け継がれてきたが、子供が少ないこともあって存続の危機にあり、そこで安達さん家族が仲間に加わった。以前、外国人客も一緒に参加して喜んだという。























