脱炭素で豊かな暮らし 国交省 若者が「国土」テーマに対話
住宅新報 2022年11月29日 号 3面
国土交通省は11月23日、東京都内で「国土を若者が考える!グランド・デザイン・ダイアローグ 2022」を開催した。同省が23年夏の策定をめどに検討を重ねている新たな「国土形成計画」の議論に取り入れるためのもの。10~20代の学生、社会人を中心に、全国から集まった38人の若者が対話を通じ、20~30年後の国土のあり方について考えた。
当日は、将来の国土づくりの重要課題である「地方での豊かな生活の実現」と「カーボンニュートラル(CN)の実現を図る国土づくり」の2テーマについてそれぞれチームを編成。現状の課題や今後の取り組みの方向性などについて意見交換が行われた。発表では、CNについて取り組みの意義の周知や学問間の交流システムの必要性などが提示された。また、豊かな地方づくりについては、人口減少や生活利便性といった課題を踏まえ、コンパクトシティと分散型ネットワークの構築を進めることが必要との考えが複数チームから示された。また、「雇用と教育の創出」「リアルとデジタル」などもキーワードとして挙げられた。
更に、参加者自身が将来の国土に求める機能については、「地域を担う人材を確保し、取り残される人がいないようにすること」や「食料や再生可能エネルギーなども踏まえた農山漁村のポテンシャルを可視化し多様性を守る仕組みが必要」のほか、「制度設計が先行するのではなく、人間や生活が議論の中心にあり、気づきや周知、更に互いに対話をしながら学び続けるという能動性が大切」との意見が出された。























