ひと 住まいと福祉の融合へ 安心した住まいの提供を目指す国土交通省大臣官房審議官(住宅局) 石坂 聡さん
住宅新報 2022年11月8日 号 2面
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89年の建設省入省から13年間、住宅行政には縁がなかった。地方公共団体や道路局、都市局、厚生労働省を回り、02年の住宅局着任時は「仕事も人も分からず苦労した」と振り返る。
厚労省では介護保険制度の制度づくりに携わった。高齢者が自宅で住み続けられるにはどうすべきか。地域での包括的な介護サービスや住宅リフォームの必要性に加え、介護・医療・年金という社会保障に関心を持った。デンマークで高齢者住宅・介護施設を見て、日本の社会保障や国民性に着目した高齢者住宅・介護住宅のあり方を考察し、「このときのレポートは、サービス付き高齢者住宅の創設につながった」と感慨深げだ。
その後、住宅セーフティネット制度にも携わり、「生活困窮者やひとり親世帯など、本当に困っている人は住宅だけでなく、見守りや就労など生活に関わる支援を求めている。住まいと居住支援をセットで提供し、地域で日常の生活を実現するという考え方は自分の中で通底するもの」と話す。


























