新設住宅着工戸数・9月 7.3万戸で2カ月連続増 持ち家は過去10年で最低水準
住宅新報 2022年11月8日 号 2面

9月の新設住宅着工床面積は584万4000m2(前年同月比2.8%減)で、先月の増加から再び減少し、季節調整済年率換算値も85万7000戸(前月比5.1%減)で、先月の増加から再びの減少となった。着工戸数が増える一方で、着工床面積が縮小した点について、同省建設経済統計調査室は「1戸当たりの平均面積が広い持ち家の戸数が減少しているため、起こりうる現象」と説明した。
利用関係別で見ると、持ち家は2万2248戸(前年同月比13.3%減)で10カ月連続で減少し、直近10年間では最低水準。同省住宅局は、「一部事業者からは、年初のオミクロン株の流行による商談の遅れ、住宅展示場へ行けないことを原因とした受注の遅れが指摘されている」と説明。受注に関しては資材価格高騰による影響を指摘する声もあるとし、「着工についてはリードタイムに差があるため今後の動向を注視する」とした。
貸家は3万555戸(同8.1%増)で、19カ月連続の増加。このうち民間資金による貸家は2万8837戸(同10.0%増)と3カ月連続で増加したが、公的資金による貸家は1718戸(同15.4%減)で4カ月ぶりの減少となった。


























