「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第12回 自宅を貸したい顧客に定期借家を勧める理由
住宅新報 2022年10月25日 号 12面

前回は自宅を貸したいというお客様に住宅ローンの有無など注意する点があると書いた。今回はその際の契約形態についての内容である。結論から言うと、自宅賃貸では多くの場合、定期借家契約がカギとなる。
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なぜお客様の自宅を賃貸する際に定期借家契約がポイントとなるのか。これは前回も触れたが、自宅という不動産の特殊性とその性質を考えてみると分かる。自宅というのは多くの場合、お客様が長年住んできた思い出と愛着のある大切な場所である。いつかまたお客様が住むことになるかもしれないし、お客様のご家族が住むことになるかもしれない。また、将来は売却や相続の可能性もある。お客様がその自宅を「貸したい」と相談に来たと言うことは、「当面は売りたくない」ということでもあるので、このあたりはしっかりとヒアリングして事情を把握しておく必要がある。






















