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スタンダード会員限定ひと 書類の不備削減で業務改善 埼玉県の「優秀勤労障害者」表彰を受けた渡邊富江さん

住宅新報 2022年10月18日 号 2面

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政策
ひと 書類の不備削減で業務改善 埼玉県の「優秀勤労障害者」表彰を受けた渡邊富江さん

 ポラスグループの特例子会社であるポラスシェアードで入社11年を迎えた今年9月、同僚の金野昭さんと共に「埼玉県障害者雇用優良事業所等表彰」で「優秀勤労障害者」として表彰を受けた。15年に設立した同社は、グループ内の設計補助業務や、不動産売買契約書や新築注文住宅の建築請負契約書などのデータベース化といった事務代行業務を担っている。

 契約書のチェックを担当する中、不備の指摘にとどまらず、毎月一度のメール配信やマニュアル作りといった、書類の不備を減らすための働き掛けを組み込みながら、業務改善を進めてきた。法改正などでチェック内容の変更も多い中での臨機応変な対応や、「性差や年齢などに関わりなく、誰に対してもフラットに接する」ことを心掛けるといった姿勢が、社内での信頼や評価につながった。

 10年に人事課内に同社の前身となるチームが5、6人で発足した翌年に入社した。以前は衣類の梱包や検品作業などのパートに従事していたが、足の障害から股関節の手術を受け、重いものを持ったり、長時間立ち続けることができなくなり、事務職へ転職。独身時代に銀行への勤務歴はあったものの、当時の職場環境は、パソコンなどの導入前。約20年ぶりのデスクワークに、「最初の1年は苦労した」と振り返るものの、「障害は人によって異なるが、(社員にとって不具合があれば)その都度改善計画を立てるなど、社員に寄り添う職場なので、働きやすく助かった」。やがて、キャリアを買われ、今では経理業務も担う。

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