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スタンダード会員限定夏季特集 勝ち残る住宅・不動産業の条件 脱炭素化加速で住宅にもCLT採用 一貫生産体制の構築で実現 普及価格帯商品も 軽量化や工期短縮、省人化に強み

住宅新報 2022年8月2日 号 18面

総合
  • 千葉県鎌ケ谷市に竣工予定の木造15階建ての完成イメージ

    1 / 2千葉県鎌ケ谷市に竣工予定の木造15階建ての完成イメージ

 中大規模建築で強みを発揮しやすいCLT材は、住宅分野においては、ハイエンド向け商品の開発が先行した。食品メーカーが主力のカバヤ・オハヨーグループで岡山を拠点に年間1200棟の戸建て住宅を供給しているライフデザイン・カバヤは20年に完全自由設計の商品を発売、今年3月には建築家・伊礼智氏とのコラボレーション商品を発売した。いずれも、非住宅建築物向けに開発した、構造と内装を別に作るスケルトンインフィル構造による独自のCLTパネル工法「LCコア構法」を採用した商品で、内装の自由度の高さが特徴だ。

 同社は、15年にCLT事業を本格的に開始、住宅・非住宅を問わず研究・開発を進め、18年4月にはFC組織「日本CLT技術研究所」を設立、「LCコア構法」の普及に取り組んだ。同組織には現在、43社が加盟している。

同社は今年に入り、ハイエンド向け以外の戸建て住宅にも「LCコア構法」を導入。今年2月には、沖縄県沖縄市で分譲戸建て住宅に同構法を初めて採用した。さらに、5月にはCLT耐力壁の45分準耐火構造の国土交通大臣認定を取得。CLTパネルを耐力壁に組み込んだ、独自の新木造軸組工法による注文住宅の販売を7月25日に開始した。

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