健全なリースバック市場へ 消費者ガイドブック公表 国交省
住宅新報 2022年7月12日 号 3面
国土交通省はこのほど、一般消費者向けに「住宅のリースバックに関するガイドブック」を公表した。
住宅のリースバックは、住み替えの円滑化や老後の資金需要への対応など、住宅利活用の新たな選択肢として注目され、「住生活基本計画」(21年3月閣議決定)でも「健全なリースバックの普及」が位置付けられている。一方、認知度の低さや手続きの複雑さから、契約内容に関する消費者の理解が不十分なまま契約が締結されるなどのトラブルも発生。そこで有識者や不動産業界団体で構成する検討会の議論を踏まえ、サービスの特徴や利用例などを整理したのが同ガイドブックだ。
ライフスタイルに合わせた柔軟な対応を図るため、高齢者施設への住み替えや実家の建て替え資金の捻出に利用した例を記した。「強引な勧誘で契約してしまい、後々解約を申し出たら高額な違約金を請求された」や「支払い賃料の合計額が数年で売却価格を超えることに気づいた」「市場取引価格よりも著しく低額な代金で売却してしまった」などのトラブル事例を紹介。複数の事業者に相談して意見を聞くなど、持ち家をどのように活用すべきか慎重に判断することが重要だとする。






















