古民家宿の物語 日本全国リノベーション 2 瀬戸内海の佐島~汐見の家(上) 学生時代の悔しい思い出が出発点
住宅新報 2022年5月24日 号 11面

汐見の家の正面玄関のたたずまいは、人の気持ちをほっとさせる
小さな島に宿は1軒
佐島の小さな船着き場から島に上陸すると、正面の細い路地の入り口に「汐見の家→」という看板があり、それをたどって行くと、長屋門が見えてくる。そして小さく品のよい母屋が正面に出迎える。「汐見の家(しおみのいえ)」だ。
宿の管理人は近くに出ているようで、鍵は掛かっていない。島は人が少ないこともあり、おおらかである。大きな玄関スペースに入り、左手にはふすまで仕切られた男女別の相部屋がある。宿には、エアコンはなく、夏は扇風機やうちわで涼を取り、冬の夜は湯たんぽによって暖を取る。離れには五右衛門風呂もある。






















