同社は木造非住宅の構造計算や構造設計を手掛けており、「デザインは建築に携わる上で必要なもの。建築家のイメージを構造側からどう昇華させるかを常に考える」と述べる。木造にラーメン構造を取り入れたSE構法を加盟店に提供しているエヌ・シー・エヌ(NCN)のグループ会社だ。SE構法に加え、在来、ツーバイフォー、CLT(直交集成板)など様々な工法に対応。プレカット工場と連携し、構造計画から加工、施工会社の紹介までワンストップサービスを提供できる。
NCNでは取締役特建事業部長を務める。中大規模木造建築分野の業績は好調。3月には埼玉県川口市に木構造の研究開発拠点を開設し、木造の中大規模化ニーズに応える。
木造は住宅をベースに成熟してきたため、非住宅の分野にはまだ課題が多い。「鉄骨造やRC造を手掛けてきたゼネコンや設計事務所が木造の構造をある程度理解できないと、物件の規模は大きくならないし、市場も広がらない」と指摘する。また、設計図面が生産側に提供された際に、木材の調達や加工ができないケースは多く、サプライチェーンへの理解は重要だ。特に国産材や地場産材を使用して自治体から補助金が出るケースでは調達面がより複雑になる。



























