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スタンダード会員限定ウォーカブルな都市形成へ 公民連携でアセット活用 自治体独自の「推進計画」重要に

住宅新報 2022年3月15日 号 2面

政策

 国土交通省は3月9日、第4回マチミチ会議をオンライン開催した。これは「居心地が良く歩きたくなる街路づくり」を全国に広めていくことを目的に、有識者や国の取り組みから知見を共有するための全国会議。全国の自治体のまちづくり部局や民間事業者など約400名が参加した。冒頭のあいさつに立った同省大臣官房技術審議官(都市)の渡邉浩司氏は「インフラ、建物をつくり、管理するステージから、アセット、ストックを公民連携で活用し、人間中心のまちづくりに生かしていく段階に入った」と述べ、道路、河川、都市の各部局が連携して横断的に取り組む重要性を示した。

 基調講演では、日本大学理工学部建築学科助教の泉山塁威氏が登壇した。パブリック・プレイス(公共空間の場づくり)の調査研究や設計などを行う(一社)ソトノバの共同代表理事も務める同氏は、都市の居心地や市民生活の豊かさ、滞在時間や経済時間の増加につながる都市生活の重要性を指摘。日本版ウォーカブル都市の基本形をつくっていく重要性を示した上で、「国ができる整備と自治体が独自で取り組むべきウォーカブル推進計画の策定が必要となる。コロナ下でリアル空間が弱体化している点も踏まえ、公共空間やウォーカブル空間を政策のハブとし、都市機能をつくっていくことが重要」と述べた。

 海外事例としてシンガポールのウォーカブルな街並みや取り組みのほか、国交省内の取り組みも紹介された。同省都市局では、3月末を目指してウォーカブルポータルサイトの公表を進めており、この中で中小都市の事例集なども紹介していくという。

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