都心の物流不動産 都市型マルチパーパス倉庫への進化 第10回 都市型施設に求められるもの(1) 造作がしやすい設計 (株)イーソーコ総合研究所代表取締役 出村亜希子
住宅新報 2022年1月18日 号 3面

出村氏
前2回にわたり、新たな物流ニーズについてお伝えしました。今回からは、それを受ける都市型施設がどうあるべきか、施設側の視点で特徴を挙げてみます。
都市型施設の立地は製品の需要先が多い消費地立地。ラストワンマイルをカバーし、雇用が確保しやすく、オフィスも設けやすくなります。集客も可能であり、ショールーム機能なども付加できます。
都市立地は賃料水準が高い分、多機能集約により一石二鳥、三鳥と付加価値を付けた施設ニーズが主流派。単独用途ではなく、オフィス、ショールームなど複数の機能を組み合わせ、営業から物流まで一貫して行う商物一体の施設です。企業によって必要な機能は異なり、レイアウトの定型がありません。自由な内装が魅力になります。最近はいいところ取りのHalf Setup賃貸方式も出ていますが、都市型施設は後から造作・改修をすることが前提となるのです。






















