コロナ禍によるマイカー通勤者の増加やデジタル庁による〝脱ハンコ〟政策推進など、駐車場管理会社が抱える業務負荷や課題が顕在化している。今後の駐車場ビジネス成長に向けてDX推進は注目の手立てだ。
証券会社を経て、ソフトバンクで大手企業のネットワーク構築に携わった川口氏は、15年10月に駐車場管理・運営事業のパークリアルティを立ち上げた。QRコードを使った駐車場シェアリングサービスや、オンライン完結する月極駐車場契約管理決済システムを展開。「不動産会社にとって駐車場管理は新規オーナー獲得や売買のための敷地確保などを見込むが、電話対応など業務負担は大きい。近年、電鉄系など大地主が駐車場管理事業を外部委託する動きが顕著」と21年から事業拡大のための合弁会社設立を準備。「不動産会社の売り上げ貢献に徹する黒子役」と評価するいえらぶGROUPと、いえらぶパークを設立した。
新会社ではいえらぶが持つ業務支援システム・賃貸保証サービスなどのノウハウと、パークリアルティが提供する駐車場運営管理特化システムを融合。問い合わせから申し込み、電子署名・決済、管理、更新、解約まで、月極駐車場契約に関する全業務を代行運営する。利用者は電話で空き確認をする手間もなく、24時間オンラインで契約が可能。クレームなど人的窓口で対応するのも特徴だ。



























