不動産市場異聞 大東建託賃貸未来研究所・AIDXラボ所長 麗澤大学経済学部客員教授 宗 健 第52回 駅徒歩文化は首都圏と関西の一部だけ
住宅新報 2021年9月28日 号 7面
連載: 不動産市場異聞
コロナ禍によるテレワーク拡大の影響で、地方や郊外の人気が高まっているという見方もあるようだが、都心の駅徒歩文化になじんだ人々は、郊外や地方のクルマ社会に適応できるのだろうか。今回は「いい部屋ネット街の住みここちランキング」のデータを分析し、駅徒歩文化について考えてみたい。
駅徒歩文化はむしろ特殊
首都圏等の大都市圏に住んでいるホワイトカラーの多くの通勤手段は鉄道だろう。実際、有職者の通勤手段の鉄道比率を集計してみると、東京都は36.4%であり、クルマ通勤比率は6.6%に過ぎない。残りの約半数はバス・徒歩・自転車か、自宅で仕事をしていることになる。























