空室率18カ月連続の上昇 三鬼商事調査・都心オフィス 賃料32カ月ぶり低水準
住宅新報 2021年9月14日 号 3面

都心5区・オフィス市況の推移 ※ 発表資料より作成
三鬼商事が9月9日に公表したオフィス市況によると、8月の東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)の平均空室率(現空床に加え、募集床も対象)は前月比0.03ポイント上昇の6.31%となった(グラフ参照)。上昇は18カ月連続となるが、7月、8月は大型解約が少なく、上昇は小幅にとどまる。また、8月は新築ビル1棟が満室で竣工したのも上昇幅を抑えた。調査対象は基準階面積が100坪以上の主要貸事務所ビルで、調査数は2592棟。
区別の平均空室率は、渋谷区と港区が上昇した。渋谷区は同0.22ポイント上昇の6.67%、港区が同0.19ポイント上昇の8.49%となる。
都心5区の平均賃料(月額・1坪当たり、共益費は原則含まず)は13カ月連続で低下し、同113円低下の2万932万円。2万1000円台を下回るのは18年12月以来、32カ月ぶりとなる。






















