8月30日にオープンした長期滞在型ホテル「東急ステイ 新宿イーストサイド」。自分が開発に携わったホテルは、必ず最初の宿泊客をフロントで出迎えるようにしている。このホテルの開発を担当し、土地探しから企画立案まで関わってきた。このホテルの特徴は、3部屋あるコンセプトルーム。新型コロナが発生し、〝住まいにホテルの機能をプラスする〟という発想から生まれたホテルという原点に立ち返った。「そのことが、うまくお客様に伝えられたらうれしい」と思っている。
ホテル開発では、土地オーナーから設計会社、建築会社など多くの関係者が携わる。こうした関係者がスムーズに仕事ができるよう、個人の不平不満は抱かずに調整していくことを心掛けている。特に今回のホテルは、コンセプトルームや会議室を設置するため、東急ハンズと貸し会議室などの運営をするTCフォーラムの東急不動産グループ企業2社と初のコラボした物件だ。関係者の数もこれまで以上に多い。
新型コロナが重なり、当初想定していたインバウンド需要が消滅し、企画の変更を余儀なくされた。加えて、関係者はお互いに直接会うことができなくなった。ウェブ会議を使ってできる限り顔を合わせられるように心掛けた。
13年に入社してすぐにリニューアル担当に配属されたが、その後は開発担当になった。京都で新規開発案件に携わってきたが、そこで学んだことは、今でも仕事で心がけている関係者の調整の大切さ。技術者でも専門家でもない自分にできることは、関係者と対話をすることだ。そうすることで、それぞれがいい仕事をして、それが宿泊客の笑顔につながる。
休日は1歳半と6歳の2人の息子との時間を過ごす。にぎやかな日々の合間に、一人で晩酌をするのも楽しみだ。専修大学経済学部卒、千葉県出身、36歳。(桑島良紀)



























