リーマンショックとコロナショックの相違点 投資へのマイナスは限定的 一般財団法人日本不動産研究所 ニューノーマル最前線 不動産の〝変〟と〝不変〟 第12回 不動産取引市場
住宅新報 2021年7月27日 号 14面
連載: ニューノーマル最前線
ニューノーマルという言葉は、03年頃にITバブル崩壊後のアメリカの状態を表現する際に初めて使われ、その後、08年の世界金融危機(リーマンショック)の後にも使われている。このように、世界的な経済危機の次のフェーズとして経済構造や生活様式に変化が生まれた状態を指す。
今回の新型コロナウイルスはソーシャルディスタンスを強制し、人々の接触する機会が奪われた結果、社会経済に大きなダメージを与えることとなった。巣ごもり需要、テレワーク、リモート会議、脱ハンコ、オンライン授業・診療といった言葉に代表される生活様式が常態化した。
このような生活様式の変化が不動産市場へどのように影響を与えたのか、過去に発生したリーマンショック時と比べながら考察してみたい。























