目指せ、2拠点生活! 広島・音戸の瀬戸で古民家再生 23 新型コロナで宿の開業が翻弄される(2) 日本人向けにクラウドファンディングで
住宅新報 2021年7月27日 号 13面

ついに期間終了2日前に達成したのだ!
インバウンドは無理
広島の原爆ドームや厳島神社に来た外国人旅行者のうち、数パーセントの人たちが音戸に足を延ばしてくれればというイメージだった。しかし、世界の新型コロナの惨状がニュースで入ってくるたび、これは長期戦になっていくと実感。翌21年もインバウンドは厳しいのではと考えた。
となると、日本人向けにターゲット変更が必要だ。持続化給付金も入り、20年はなんとかなりそうだ。もはや21年をいかに乗り切るかを検討すべきと判断した。
変更するための資金
日本人向けに変更する場合の最大の課題が水回りだ。清潔感が、より一層求められる。とはいっても、予算が不足していて、やっとここまで来られたというのが現実。そこで考えたのが、クラウドファンディングへ挑戦することだ。そして1階のキッチンまわりを新しくして、更に2階にもシャワーブースを追加することを目指す。これでざっと設置料込みで百数十万円以上はかかるだろう。
呉市では新型コロナ対策の一環で、クラウドファンディングを支援する企画が始まるとの情報も入ってきた。達成した金額の半分(最大50万円まで)を支給するという。また手数料も最大50万円まで別途支給する。応募資格として呉市に事業所があることだけ。ますます意欲が湧いた。
呉市でクラウドファンディングをやって成功した人に、モーションギャラリーというその専門サイトの担当者を紹介してもらい、実際に面談して、進め方を教わった。告知文を添削してもらい、遂に6月上旬にスタートした。
目標達成に感激
80日間の期間中、ほぼ毎日のように、音戸の紹介やリフォーム工事について記事をアップした。前半は伸び悩んで、達成しないのかと冷や冷やしたが、最後の5日間で追い込みとなった。残り2日間で、目標の百万円の達成である。特に広島県の方々に応援していただき本当に嬉しかった。
そして呉市からもボーナスをもらい、1階のスケルトンタイプのステンレスキッチン・IHコンロ、2階にシャワーブースを設置。お陰様でその後、この設備は日本人ゲストには大変喜ばれ、良いレビューにもつながっている。






















