空室率が3%超え 三幸エステート調べ都心5区オフィス 賃料2万8千円台に低下
住宅新報 2021年7月20日 号 3面
三幸エステートが7月12日に公表した6月・大規模ビル(1フロア面積200坪以上の賃貸オフィスビル)市況によると、東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)における空室率は11カ月連続で上昇し、3.23%(前月比0.35ポイント上昇)となった。3%台は15年11月以来のことであり、2次空室に加え、新築ビルが空室を残して竣工したのが要因だ。
潜在空室率(現空床に加え、募集床も対象)は7.27%(同0.14ポイント上昇)。上昇は17カ月連続だが、上昇幅は前月の0.12ポイントに引き続き低水準。上昇のペースに低下の兆しが見られるという。
募集賃料(共益費込み、月額・1坪当たり)は同178円低下の2万8897円。前月は小幅な上昇を見せたが、再び低下。2万8000円台は18年9月以来となる。
同社は、コロナ後を見据えた新たなオフィス戦略に基づく、縮小や統合を伴う移転が主流と現状を分析する。
一方、6大都市の空室率と主要駅前地区の募集賃料は以下の通り。
東京23区3.3%(同0.2ポイント上昇)、丸の内3万9862円、▽札幌市2.9%(同0.9ポイント上昇)、札幌南口1万6115円、▽仙台市4.3%(同0.1ポイント低下)、駅前本町1万5824円、▽名古屋市2.6%(同0.2ポイント上昇)、名駅2万2885円、▽大阪市2.7%(増減なし)、梅田・堂島・中之島2万4427円、▽福岡市2.8%(同0.1ポイント上昇)、天神1万9250円。






















