都心5区・空室率が6%超に 空室面積は2万5千坪増加 三鬼商事調べ オフィス市況
住宅新報 2021年7月13日 号 3面

都心5区・オフィス市況の推移 ※ 三鬼商事の発表資料より作成
三鬼商事が7月8日に公表したオフィス市況によると、6月の東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)の平均空室率(現空床に加え、募集床も対象)は前月比0.29ポイント上昇の6.19%となった(グラフ参照)。16カ月連続の上昇で、6%台は14年8月以来のこと。6月は新築ビルが高稼働で竣工したが、一部の物件で募集床が残った。また、既存ビルの大型解約の影響もあり、1カ月間で空室面積は約2万5000坪増加した。調査対象は基準階面積が100坪以上の主要貸事務所ビルで、調査数は2594棟。
区別では、最も上昇幅が大きかったのは渋谷区で、平均空室率は前月比0.66ポイント上昇の6.68%。最も平均空室率が高いのは港区で、同0.50ポイント上昇の8.05%となった。新宿区の平均空室率は同0.15ポイント低下の6.32%と、5区の中で唯一低下した。都心5区の平均賃料(月額・1坪当たり、共益費は原則含まず)は11カ月連続で低下し、同89円低下の2万1160円となった。
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