ひと 仕事は事前準備が大切 コインランドリー事業を立ち上げた小田急不動産パーキンググループリーダーの坂本和弘さん
住宅新報 2021年6月1日 号 2面
連載: ひと

小田急不動産が新規事業としてコインランドリー事業を立ち上げ、4月に東京・経堂で第1号店をオープンした。最新の洗濯乾燥機4台、乾燥機8台を設置し、利用者が無料で使える駐車スペースや、ちょっとしたカフェスペースがあるなど工夫のかいもあり、想定していたよりも多くの人に利用してもらえた。稼働状況は、タブレット端末からリアルタイムでチェックできる。気付けば合間、合間に稼働状況をチェックしていた。心配性とも言えるが、それであるが故にできる準備はしっかりとしたい。メールもすぐに返信。それが「仕事に臨む上で大事だ」と考えている。
コインランドリーを新規事業としたのは、日々の駐車場事業の中での気付きだ。駐車場の提案のために地権者の方と話をしていると、土地活用の様々な相談を受ける。そこからコインランドリー事業の可能性を見いだす。事業の企画、役員の説得をしっかり準備をしながら進めた。やるからには、できる限りのことをして後悔したくないという思いが強い。
部下に対しても仕事の準備の大切さを理解してもらいたいと思っている。仕事を成功させるには事前にできる限りの準備をしておくことが必要だと考え、それを常に実践していた。かつて部下だった女性が新人のころ、「今日、お客様と何を話すのか」と尋ねた。彼女は、何も考えずに仕事をしていたことにはっとさせられたといい、それ以来、事前準備して仕事に取りかかるようになったと話してくれた。思いは次の世代に受け継がれている。


























