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スタンダード会員限定BPM スマホで業務効率化 メンテナンス現場

住宅新報 2021年4月20日 号 8面

総合
保守点検シートをモバイルで自動作成できる

保守点検シートをモバイルで自動作成できる

 スマートフォンで手軽に情報を連携させ、建物・設備メンテナンスの業務管理ができるとして、BPM(東京都渋谷区)が提供する業務管理支援システム『QOSMOS』(コスモス)の導入が不動産管理やビルメンテナンス、保守点検サービスの事業者で広がりを見せている。1月に大日本印刷と資本提携し、一層の技術・サービスの開発に力を入れている。

 メンテナンスの施工現場では、電話やファクス、紙書類などで未だにアナログな手法が多い。短期間に、1日で複数の現場を掛け持つために慌ただしく移動し、伝達ミスの発生、関係者間での情報の連携や共有がしづらいといった課題感がある。同社システムでは、これらをスマートフォンで解消する。

 スマートフォンで撮影し、文字を入力すれば、現場にいながらにして現場報告書を自動で作成し、リアルタイムに共有できる。各種帳票類をデジタル化し、建物や設備単位ごとに紐づけて修繕履歴を残す。見積書などの書類を整理して一元管理できる。進捗状況などのスケジュール管理も容易だ(写真)。活用場面は建物の維持修繕、日常の定期清掃や巡回点検など幅広い。

 特別なアプリのダウンロードは必要ない。そのため、同じURLを活用して入居者から管理会社に対し、設備の不具合などを写真付きで問い合わせなどもできる。管理会社はその申告写真から容易に判断し、修繕業者に的確に指示ができるなど、入居者満足度の向上にも期待できる。

 同社社長の桐原康輔氏は、同システムの提供で、「創業以来、手掛けている原状回復やリフォームなどのリアルな施工現場で当社が得ている知見を生かした〝現場目線〟を同システムに反映している。現場管理の平準化を支援していきたい」と話し、今後も施工現場のプロセスのDX(デジタルトランスフォーメーション)化を支援していく。

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