修繕積立金不足の不安解消へ 住金機構 4月からリバースモーゲージ活用
住宅新報 2021年3月16日 号 3面
今回のリバースモーゲージは、同機構が事務局を務める「マンションの価値向上に資する金融支援の実施協議会」の民間金融機関・コンサルタントなど分科会での検討を踏まえた。高経年マンションでは、入居者の高齢化が収入の低下を引き起こし、修繕積立金の支払いが滞るケースがある。一方、高経年になれば修繕積立金の引き上げが課題となる。
リバースモーゲージは借入人が死亡したときに担保としていた不動産を処分し、借入金を返却する仕組みで、借入人は融資金額の利息のみを支払うもの。毎月の修繕積立金が2万円、20年間で480万円の場合、金利1.0%の設定で月々の支払いを4000円程度に抑えることも可能だ。管理組合は融資金を修繕積立金の前払い金として代理受領し、将来の滞納不安を払しょくする。
報道を対象とした3月10日のオンライン説明会で、まちづくり業務部まちづくり再生支援室の清水明室長は「管理規約をはじめ、管理組合のほうでしっかりと準備を行い、合意形成をすることが条件になる。融資の受け付けよりも、前向きに考えている管理組合と事前の相談から始めたい」と説明した。






















