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スタンダード会員限定ひと 海外取引の強化へ熱意 創立40周年のERAを運営 LIXILリアルティ企画広報部 山内 健さん

住宅新報 2021年3月16日 号 2面

連載: ひと

総合
山内 健さん

山内 健さん

 学生時代、日系企業が米国で一棟ビルの売買を成立させたという記事を読み、不動産業の海外営業職に関心を持った。04年に大手不動産仲介会社に入社。配属先の店舗で経験を積み、多いときは月10件以上契約。途中、2年半の海外留学で英語と中国語を徹底的に学び、会社へ復帰後、外資系法人の営業担当に就いた。

 35歳の時に念願のシンガポール拠点を担当。対日投資に関心があるファンドやディベロッパーなど30社以上を発掘したが、「会社方針として海外事業の縮小にかじを切った。不動産と海外というテーマを追求したい」と19年9月、LIXILリアルティに転じた。

 日本で40年、米国発のフランチャイズ「ERA」を展開する日本法人を傘下に持つ同社。ERA運営や新規海外事業計画作成を担う企画広報部で課長を務める。海外で行われた対日不動産セミナーでマイクを持ったほか、日米不動産協力機構や他国のERAが開催するウェビナーで、コロナ禍における日本の今を伝える。

 ERAの強みとしてネットワークを生かした情報共有力を挙げる。本部が行う人材育成に加え、SNSを活用した集客の成功事例を各加盟店が自社で取り入れる文化がある点も特徴だという。今後もITを駆使したマーケティング施策や業務負担軽減に有効なRPAの活用を進める考えだ。

 自身の豊富な海外経験を自社やERA加盟店の海外取引に生かしたいと意欲を燃やす。他国のERAとの共同事業や顧客紹介に関する取り組みの可能性を探ると共に、各国の不動産会社と既に提携を結ぶLIXILリアルティでも、インバウンド・アウトバウンドセミナーの合同開催に向けて計画を進める。「不動産テックの活用で様々な業務課題の解決も実現するはずだ。海外取引の強化など、プレイングマネジャーとして全力で取り組む」。

 39歳。趣味は海外旅行とカフェ巡り。 (佐々木淳)

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