グランプリに「地域の玄関口」 はまっこ検討会 郊外のまちづくりコンペ
住宅新報 2021年3月9日 号 7面
横浜市立大学、京浜急行電鉄、横浜市で構成する「はまっこ郊外暮らし検討会」は3月3日、ニューノーマルな暮らしを支える新たなまちづくりをテーマにアイデアを募集した「はまっこ郊外暮らしコンペティション」の最終審査をオンラインで開いた。
主催者を代表して、横浜市立大の中西正彦教授が「21世紀は都市衰退、郊外は逆風の時代だったが、(コロナ禍の中で)郊外に対して社会的な目が向いているのを非常に感じる。後につながるものを見つけ出し、具現化して定着させるのが重要」と開会のあいさつを述べた。
同コンペへの応募総数は31作品。最終審査では4作品が公開プレゼンテーションを実施。グランプリには「地域の玄関口 駐輪から始まるささやかな地域参加」が選ばれた。このアイデアは駐輪場を家と行き先(目的地)との間に挿入される中継地点と捉えつつ、コミュニティづくりを促すもの。自転車は老若男女が使用し、コロナ禍でも密の回避、運動不足の解消にも効果があるモビリティとして着目している。
審査委員長を務めたブルースタジオの大島芳彦氏はグランプリ作品について「駅前が玄関という見方があるが、自分たちの身体感覚で認識しているエリアはもっと小さい。そのエリアの中の玄関という面白い発想がグランプリ作品にはある。それを駐輪場でつなげるというのは意欲的な視点」と講評した。






















