都心5区 オフィス市況(21年1月度)
住宅新報 2021年2月16日 号 3面
賃料は6カ月連続低下 空室率は11カ月連続上昇 三鬼商事調べ
三鬼商事が公表したオフィス調査によると、1月の東京都心5区の平均賃料(月額・1坪当たり、共益費は原則含まず)は2万1846円(前月比0.70%減)となり、6カ月連続で低下した。調査対象は基準階面積が100坪以上の主要貸事務所ビル、調査数は2599棟。
区別の平均賃料は全5区で6カ月連続の低下。千代田が2万3485円(同137円減)、中央が1万9554円(同169円減)、港が2万2201円(同115円減)、新宿が1万9719円(同224円減)、渋谷が2万3588円(同228円減)。
都心5区の平均空室率(現空床に加え、募集床も対象)は11カ月連続で上昇し、4.82%(同0.33ポイント増)となった。新築ビルはおおむね高稼働で竣工したが、既存ビルでは大型空室の募集開始、集約に伴う解約の動きが出ていた。空室面積は1カ月間で約2万6000坪増加した。
全国各地の主要ビジネス地区の平均賃料と平均空室率は以下の通り。
札幌(調査対象のビルは延べ床面積100坪以上)=9549円(同81円増)、2.74%(同0.08ポイント増)▽仙台(同300坪以上)=9360円(同44円増)、5.96%(同0.45ポイント増)▽横浜(同500坪以上)=1万2330円(同59円増)、3.58%(同0.27ポイント減)▽名古屋(同500坪以上)=1万1903円(同84円増)、3.78%(同0.02ポイント減)▽大阪(同1000坪以上)=1万1922円(同3円減)、3.54%(同0.10ポイント増)▽福岡(同100坪以上)=1万1075円(同11円減)、3.87%(同0.08ポイント増)。
募集面積は50万坪超 空室率は6カ月連続上昇 三幸エステート調べ
三幸エステートが公表した1月・大規模ビル(1フロア面積200坪以上の賃貸オフィスビル)市況によると、東京都心5区における募集賃料(共益費込み、月額・1坪当たり)は前月比287円低下の2万9634円で、賃料低下は9カ月連続。募集面積は50万坪を上回った。これは15年3月以来となる。
空室率は6カ月連続で上昇し、1.68%(同0.10ポイント増)となった。空室率の先行指標となる潜在空室率(現空床に加え、テナント退去前の募集床も対象)は12カ月連続で上昇し、同0.15ポイント増の5.60%となった。
6大都市の空室率と主要駅前地区の募集賃料は以下の通りとなる。
東京23区1.9%(同0.1ポイント増)、丸の内4万543円▽札幌市1.4%(同0.1ポイント減)、札幌南口1万6509円▽仙台市4.8%(同1.4ポイント増)、駅前本町1万5829円▽名古屋市1.6%(同0.1ポイント増)、名駅2万2466円▽大阪市2.2%(同0.2ポイント増)、梅田・堂島・中之島2万4421円▽福岡市2.3%(同0.6ポイント増)、天神1万8358円。






















