東京・小岩駅エリア 商業施設内に街づくり拠点 再開発のソフト面を担う
住宅新報 2021年2月2日 号 3面

駅南口に建てられた商業施設。「コイットテラス」はその1階にある
エリアマネジメント拠点「KOITTO TERRACE(コイットテラス)」が1月30日、JR小岩駅南口の商業施設1階にオープンした。この商業施設(10階建て)は南小岩六丁目地区の再開発計画「FIRSTA koiwa」(ファスタ小岩)のⅠ街区に建設された。「コイットテラス」にはカフェ、レンタルスペース、レンタルシート、レンタルラックなどを設けて、住民同士の新たなつながりを形成していく。
小岩駅は1899年に開業した。時代の変化の中で商業地としての優位性が薄れていた。また、少子高齢化が進み、コミュニティの維持にも課題が生じていた。江戸川区は09年に「まちづくり基本構想」を策定した。「100年栄えるまちづくり」を目指して、再開発等を進め、街全体の回遊性を高める方針を固めた。
現在、小岩駅エリアでは事業完了を含めて4つの地区で市街地再開発事業等が進展。ハード面の整備に加え、今回の拠点開設でソフト面での取り組みを進めていく。
同拠点の運営は小岩駅周辺地区エリアマネジメント(都築敏行代表理事)が担う。これは小岩駅周辺の3つの再開発組合・準備組合(南小岩六丁目地区市街地再開発組合、JR小岩駅北口地区市街地再開発組合、南小岩七丁目地区市街地再開発準備組合)が主導し、関連事業者9社(野村不動産、タカラレーベン、清水建設、日鉄興和不動産、住友商事、長谷工コーポレーション、三井不動産レジデンシャル、三井住友建設、HITOTOWA)と江戸川区の協力で設立された一般社団法人だ。
街づくりの拠点開設で各組合の解散後も永続的なエリアマネジメントを行い、地域の価値向上を図る。






















