東京都大田区 せせらぎ公園内に文化施設開館 隈研吾氏設計、自然生かす
住宅新報 2021年1月26日 号 3面
「せせらぎ館」は東急電鉄多摩川駅前に位置する。鉄骨造の2階建て、建築面積は1967m2、延べ床面積は2433m2。多目的室、集会室を設け、休憩・キッズスペース、カフェスペースなどを配備した。更に、区立図書館資料の予約、受け取り、返却などができる図書サービスコーナーを設置した。図書館以外でのカウンターサービスは大田区では初の試みで、駅前という利便性を踏まえた。
開館の式典で松原区長は「緑を確保するというコンセプト。建物は木が基調であり、田園調布にマッチする。区民の皆様に愛される施設になり、利用しやすい、素晴らしい場所になる」と述べた。
建物は同公園の自然を生かした〝森の縁側〟がテーマ。設計は隈研吾氏が担当した。休憩スペースやカフェスペースなどは開口部を広く採り、館内から公園内が見晴らせる。天井やフローリング、ルーバーなどに木材を使用したのも特徴だ。隈氏は「コロナ後の街は自然というものがより重要。どうやって自然と一体になって暮らすかが大事になる。今回の『せせらぎ館』は大田区の皆様に親しんでもらいたい」と述べた。























