マン活に励む管理組合~良好なコミュニティの秘訣~ 昭島つつじが丘ハイツ北住宅団地2(後編) 東京都昭島市 コミュニティづくりも促進 防災隣組の効果
住宅新報 2020年12月15日 号 17面
前回ご紹介した通り、昭島つつじが丘ハイツ北住宅団地の居住者は65歳以上の高齢者が45%以上を占めているため、災害時の安否確認は、高齢者やサラリーマン世代ではなく、若者が実施することが現実的であると考えています。現在中学生の子供たちが、高校・大学まで住み続けると、今後約10年間は防災の手助けになり、その後の防災活動主要メンバーにもなり得るなど、将来を見据えた防災訓練とも言えます。
また、その翌年にはマンション内の自治会と管理組合で「つつじが丘北防災協議会」を組織化し、これまで80回開催。この協議会は管理組合から5名、自治会から6名の計11名で構成される常設の会で、月1回程度開催し、マンションの防災活動をけん引しています。しかし、1397世帯もの人々が暮らすこの住宅団地では、たった11名ですべてを見ることは不可能です。そこで、14年には「互近助ネット北」の愛称を持つ号棟単位の“防災隣組”が始動しました。これにより、協議会に住民代表も入り、現在14名となっています。
防災隣組は、平時の見守りと災害時の安否確認を行うための組織で、東京都が推奨する「東京防災隣組」の考え方を基につくられました。隣組の班は、各棟にある階段を中心とした左右上下の4~6世帯で編成されます。更に、縦階段の1階から11階までの22世帯を1つのグループとし、防災隣組には班長、グループにはグループ長、号棟全体の責任者として防災棟長をそれぞれ置き、役員選びは号棟別に実施。年に3回全体会議を行っています。























