この地上において今 住まいが未来を語り始めた ◇18 住宅評論家 本多信博 住まいのあり方を見直すなら 知性と感性を差し向けよう
住宅新報 2020年11月24日 号 19面

あまりに住み手の個性や趣味を生かした住まいは流通市場での売却時に不利になるという意見があるが、純粋に住まいとして見た場合、やはり住む人の感性や個性が感じられる家が理想である。
いい家かどうかは住み手の価値観で決まる。たとえ狭くても住み手が必要とする機能を満たし、住み手の芸術的感性と住まいが醸し出す雰囲気がマッチしていれば住み手にとっては楽園となる。
逆に十分な広さがあり、時には宴が開けるような設備が用意されていたとしても、そこが都心のタワーマンションか有名な高級住宅街でなければ満足しない住み手もいるだろう。
理想は理想






















