家具メーカーや証券会社、IT企業、製薬会社など様々な業界を経て、昨年9月に入社した。「ジョブ型転職。転社はしたが、〝転職〟は1回もしていない」と、一貫してFM(ファシリティマネジメント)に携わってきた。FMは「オフィスを戦略拠点として考えると、そこを使う人たちが〝トップスピードで走る〟ために、不動産と建築、レイアウトの要素を入れて、会社の戦略に従ってオフィスを変えていく仕事」と説く。
オフィス仲介会社である同社とも入社以前からビジネスを通じた縁があった。現在はオフィスコンサルティング部長兼総務FMディレクターを務め、ユーザー向けにFM企画戦略のコンサルティングを行う。戦略の策定支援では「経営戦略や中期経営計画の数字、働き方とコストを見ながらオフィスをつくる」ことを目的にユーザーと話し合う。企業ごとに状況は異なり、一つ一つ戦略を練り上げる。
企業はアフターコロナを見据え、働きやすい場所と時間が選べるABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)を模索している。働き方改革の影響は大きく、「例えば、就職活動をする学生が『コロナのときにどういう対策を打ったか、どんな制度を入れたか』と質問するのは一番楽なのでは。旧態依然ではいけない」と述べ、差別化戦略、選ばれる企業という観点も重視する。























