石神井公園団地 解体・建て替え工事本格化 お別れセレモニー
住宅新報 2020年11月3日 号 3面

団地の室内から給水塔を望む
石神井公園団地(東京都練馬区上石神井)で10月27日、建て替え工事の本格的な開始に合わせて、お別れセレモニーが開かれた。同セレモニーでは、同団地のシンボルだった高さ35メートルの給水塔の解体作業が開始された。解体作業はオンラインでライブ配信され、かつての居住者も解体開始を見守った。
同セレモニーで、石神井公園団地管理組合の岡崎登理事長は「一抹の寂しさを感じているが、素晴らしい、新しいマンションができることを期待している」と述べた。また、石神井公園団地マンション建替組合の黒河内剛理事長は「給水塔は我々の誇り。この下で夏祭りを35回開いた。思い出のある給水塔だが、解体し、これからは夢を持って未来に向けて進んでいきたい」と語った。
同団地は1967年に日本住宅公団(現在の都市再生機構)が分譲した。東京23区では最大規模。敷地面積は4万2681m2。RC造の5階建て、全9棟、総戸数は490戸。同団地では建物や設備の老朽化、入居者の高齢化が進んでいた。管理組合は07年に建替・修繕検討委員会を設置し、団地の再生について、勉強と検討が重ねられた。19年4月に区分所有者数の約90%の賛成で一括建替え決議が可決されている。






















