この地上において今 住まいが未来を語り始めた ◇14 住宅評論家 本多信博 明海大・はい島三弥氏への返信 紙面で真の対話を始めよう
住宅新報 2020年10月27日 号 11面

〝老い〟は生きた結果であり、〝若さ〟は生きる原因である。両者の間にあるのは静かに流れる川のごとき自然の秩序である(千葉県いすみ市)
先週(10月20日)号の「不動産の不思議」欄(4面)で、明海大学不動産学部4年生のはい島三弥氏が私の著書『住まい悠久』に対する感想を寄せてくれました。そこでお礼の意味も込めて、ご意見に対する私の見解を述べたいと思います。
寄せられた意見
さて、はい島氏は私が〝老い〟に価値を認める社会、家事や子育てが世の中で最も尊い仕事だと考える社会を実現すべきと主張している点について、こう述べています。「それがすべてではないし、それですべてが解決するわけではない」と。この点に関しては私もまったく同感ですから反論はいたしません。もし、それがすべてであるような誤解を与える表現があったのなら私の拙さですが、問題の箇所の冒頭に私は「たとえば」と書いております。






















