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スタンダード会員限定大阪大学 グローバル化と地域交流を実現 パナソニックHらが整備、運営

住宅新報 2020年10月27日 号 11面

総合
完成記念のテープカット

完成記念のテープカット

 大阪大学は、大阪府吹田市の同大学旧津雲台宿舎の跡地において工事中だった国際学生寮・教職員宿舎・民間付帯施設の整備事業「大阪大学グローバルビレッジ津雲台」がこのほど完成、10月1日から供用を開始した。その完成記念セレモニーを10月14日、現地で執り行った。

 同整備事業はパナソニックホームズを代表企業として、合人社計画研究所と松村組で構成するコンソーシアムが、建設・維持管理・運営を請負うPFI事業方式を導入。

 留学生と教職員が同じ場所で生活し、活発なコミュニケーションを可能とすると共に地域との交流や周辺住民の利便性を実現する計画となっている。

 総面積約7200坪の敷地内には同大学施設(約4000坪・学生寮300戸と教職員宿舎400戸)と民間付帯施設(約3200坪・商業店舗や医療、社会福祉施設など)が併設する。国立大学における国際学生寮整備としては全国最大級規模となる。

 事業スキームは、国際学生寮と教職員宿舎の所有権は同大学にあり、前述したコンソーシアム(3社)が出資して設立した特別目的会社(SPC)、「PFI阪大グローバルビレッジ津雲台」が維持管理・運営業務を実施するBTO方式を採用。併せて、民間付帯施設も同大学から敷地を定期借地契約にて賃借し、パナソニックホームズが建物を整備・所有の上、事業を運営する。借地期間は50年、期間終了後に更地返還される。

 式典には関係者ら約30人が出席、同大学の西尾章治郎総長は「活発なコミュニケーションを可能とする国際的生活環境の場が整った。これからは地域交流を通じて人と人との新たなインタラクション(交流)を生み出し世界に開かれたグローバルな大学へと進化していくことに期待したい」とあいさつした。続いて、後藤圭二吹田市市長、山崎雅男文部科学省大臣官房文教施設企画・防災部部長らが祝辞を述べた。

 最後に民間事業者を代表して、パナソニックホームズの井上二郎社長が「この地で新しい地域住人と新しいコミュニティが形成され、また、多くの留学生を招き入れて日本の学生と同じ空間を共有し学ぶことで将来、世界中で活躍することに期待する。この考えはパナソニック創業者、松下幸之助の教えと合致する。今回あいさつができて感無量の思いだ」と話した。 

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